せどり初心者の方が最も取り組みやすいジャンルとも言える本せどりですが、今回は本せどりに向いている人、向いていない人についてまとめてみました。
本せどりに向いている人の特徴
本せどりに向いている人の特徴をまとめると以下の通りです。
- 本が好きな人
- 地道なリサーチ・検品作業ができる人
- 家の近くに古本屋がたくさんある人
- 根気と体力に自信がある人
まず第一に本が好きであることが挙げられます。好きなものだと俄然やる気も湧きますよね!
もともと本好きな人であれば、人気のジャンル、作家、シリーズなどに精通していると思いますので、その知識をリサーチに活かすことができます。
もちろん、普段そんなに本を読まない人でも気軽に始められます。
実際、私も本せどりをしていましたが、読書は学生時代に新書を読んだ以来、最近はファッション雑誌や旅行雑誌をたまに読む程度...
それでも本せどりを行うのに支障は全くありませんでした。
知識は有れば多少有利、と言ったところでしょうかねー!
本せどりは地道な作業の連続だぞ
中古商品せどり一般に言えることですが、古本を扱う本せどりでは、
- ページに書き込みがないかの検品
- クリーニング
- タバコ臭などの消臭
- 1冊ごとに袋詰め
- 発送ラベルの準備
など、一人での細かな作業が多くなります。
そういったこまめで地道な作業を苦に思わない人は本せどりに向いています。
また、仕入れる場所はネットよりも、古本屋などの実店舗が多くなります。ネットでの仕入れではライバルも多く、それなりの目利きができないと利益のある商品を素早くゲットできません。
ゆえに、住んでいる家の近くに古本屋がたくさんあると仕入れの効率も良く有利です。
本せどりの平均滞在時間
本せどりは一店舗に2~3時間は滞在してリサーチを行います。
慣れてしまえばどこを見ればよいのかが絞れていくので滞在時間は短縮できますが、セールの時などは仕入れられる商品も多くなるので比例して滞在時間も長くなります。
また、仕入れた本は重いので、本を家まで運ぶのも意外と重労働。そして細かい検品作業が待っています。
根気と体力に自信のある人が向いていると言えますね!
本せどりに向いていない人の特徴
続いて、本せどりに向いていない人の特徴は以下の通りです。
- 一攫千金で稼ぎたい人
- 店員さんの目が気になる人
- 近くに古本屋が無い人
- 一人での作業が耐えられない人
他のせどりジャンルと比べると、本せどりは薄利多売のスタイルです。
一撃必殺は狙えない
例えば家電製品やゲーム機では1アイテムで得られる利益が数千円~だとすると、本せどりでは1アイテムで数百円~と、利益が少額な商品も多数有ります。
売れていくスピードが速い商品は販売価格も安い傾向にあるため、小さな利益の商品をたくさん販売していって、コツコツ利益を増やしていくイメージです。
数百円の利益の商品を仕入れるか仕入れないかも、実践する人の仕入れスタイルによりますが、1アイテムで大きな利益を出したい人は別ジャンルのせどりに取り組むべき。一攫千金を狙うのならゲーム機や家電製品がオススメです。
リサーチ中の人目が気になる
古本屋で商品を仕入れる際は、仕入れる予定の本をカゴいっぱいに持ちながら長時間店内に居座るので、店員さんや他のお客さんの視線が気になります…。
ただ、リサーチを繰り返していると自然と慣れてしまいますし、今や本せどりをする人口も増えたため店員さん側も目をつぶってくれているお店も多いように感じます。
お店や他のお客さんの邪魔にならないよう気を配りつつリサーチしていれば問題ないかと思いますが、人目が気になるという人や、最低限のマナーを守れない人も向いていないでしょう。
場数が踏めないと稼げないよ
家の近くに古本屋が無い場合も、向いていないというよりも不利であるように思います。
その場合はインターネットで仕入れることも可能なのですが、ネットで仕入れるためのノウハウも必要になってくるため、初心者にとってのハードルは高くなります。
仕入先が近所に無い場合は、他のジャンルでのせどり、または他の方法での副業を考えた方が賢明ですね。
まとめ
本に限らず中古品を扱うせどりは仕入れ、検品、出品、梱包…と、一人で黙々と行う作業が多くなりがちです。
もちろん一緒に作業ができる仲間やパートナーがいれば楽しいですが、それでも気づけば集中して作業に没頭しているという事もよくあります。
本せどりは初心者でも稼げるジャンルなのは間違いありませんが、向き不向きが激しく別れやすいジャンルでもあります。