ネットオークションでは、同じものを出品しても高く売れる人と安く売れてしまう人の2パターンが存在します。
スムーズに落札してもらい、より高く売れる方法を身につけてオークション利益を最大化していきましょう!
今回は、ネットオークションで落札率を上げ、利益を大きくするためのポイントを5つにまとめてみました。また、最後の方でネットオークションで利益を稼ぐために便利なツールも3つご紹介します。
ネットオークションで落札率を上げるコツ
落札率を上げるためには、単なる商品状況の訴求だけではなく、以下のようなポイントを押さえて出品するようにしましょう。
タイトルを工夫する
まずは出品ページを見てもらわないことには話になりません。
出品ページを見てもらうための入り口として、最初に読まれるものが「出品タイトル」です。
このタイトルひとつでアクセス数が大きく左右されるといっても過言ではないほど重要な要素です。
そのためには、できるだけ多くの人が「見たい」「気になる」と思うようなタイトルに工夫しましょう。
まずは、自分が出品したいジャンルと同じ商品カテゴリの商品で、評価の高い人が出品しているページタイトルを参考にして考えてみることがおすすめです。
説明文を工夫する
説明文は、単純に商品のサイズや色、機能性などを説明すれば良いというわけではありません。
もちろん商品仕様そのものも大切ですが、それ以上に「なぜその商品を出品しているのか」という背景まで入れることで落札率が格段に向上する場合があります。
写真を工夫する
ネット上で商品を販売するのであれば、写真は命と言っても良いくらい重要なポイントです。
それは、ネットショップでもネットオークションでも変わりはありません。
写真の出来栄え一つで落札率も落札価格も変わってしまうほどです。特に同じ商品でライバル出品者が多い場合は、写真で差がつくことも多いので撮影枚数や画角などには注意を払いましょう。
ヤフオクでは1出品当たり10枚の写真を掲載できますので、できる限り最大枚数を提示できるように努力しましょう。
スタート価格と即決価格を工夫する
スタート価格は、できればオークファンなどで過去の落札相場を調べて決めるようにしましょう。
よく1円スタートをしている商品を見かけますが、それは基本的にはおすすめしません。
よほどの人気商品や需要のある商品でない限り、本当に1円で落札されかねませんので、オークファンで過去の落札相場をチェックし確実に価格が競り上がると見込める商品のみ実践するようにしてください。
選んでもらうための工夫とは?
類似した他の商品との差別化を意識しましょう。特に全く同じ商品が多数出品されているときは、ちょっとした差別化が落札のポイントとなります。
たとえば、
- 付属品の数
- 傷や汚れの有無
- 送料の有無
- プレゼント品やおまけがあるか...etc
こうした詳細な情報を正しくコンパクトにまとめて提示することで、入札者が検討の対象にしてくれるようになります。
他にも、ヤフオクでは送料を落札者が負担する文化がありますので、あえて「出品者負担」とするだけでも落札率が向上するきっかけになります。
また、出品商品に関連するちょっとしたおまけをつけてあげることでも入札者は喜んで落札してくれるようになりますよー!
出品説明文の具体例
たとえば、あなたがボイスレコーダーが不要になり、ネットオークションに出品するとします。
「ソニーのボイスレコーダーが不要になりましたので格安でお譲りします」
というよりも、
「いつも会議で重宝していたソニーのボイスレコーダーですが、使いやすくてとてもお気に入りです。実は先週職場へ持っていくのを忘れてしまい、現地で別のボイスレコーダーを購入しました。2つも必要ありませんので、どなたか使っていただけると嬉しいです」
こうした説明文の方が、1つ目のものよりは格段に印象が良くなるはずです。
商品仕様の羅列も大切ですが、なぜ出品するに至ったのかという背景を付け加えることで、入札者にも安心感を与えることができます。
ネットオークションで大きく利益を上げていくコツ
いつまでも不用品販売を続けているだけでは、時期に売るものがなくなりますし副業として長続きしません。
以下では、さらにネットオークションで稼いでいくための秘訣をご紹介します。
自分の得意ジャンルに絞り込む
不用品販売で取引に慣れ、落札される工程もわかってきたら、徐々に副業で稼ぐためのネットオークションに移行していきましょう。
不用品販売だけでは継続的な利益も上がってきませんし、出品内容にも統一性がなくなってしまいます。
移行時期は人それぞれですから、具体的に取引数がどれくらいになったらということは言えませんが、自分で「そろそろもっと稼ぎたい!」と思うようになったらどんどんチャレンジしましょう!
パワーセラーを研究する
評価数の多い人は、それだけネットオークションにたくさん取り組んでいます。
評価が1000を超える人は一般的に「パワーセラー」と呼ばれ、まずはそういう人の出品画面を見て、いろいろと研究していきましょう。
個々の出品物のタイトル、説明文はもちろんですが、その人が出品している商品の一覧も確認してください。
そうした人たちを見ていると、
- 取り扱い商品ジャンルが統一されている
- 常時出品数が100以上
- 「良い評価」が95%以上
などの発見があるはずです。まずはなぜそうなっているのか理由についても考えてみましょう。
また、安いものを1つ買ってみて、その人の対応を見てみるのも勉強になります。
ちょっとした気遣いにユーザーを喜ばせる仕掛けがあるかもしれませんし、そこからリピーターを増やしているかもしれません。
表面だけを見ていては気づかないことがたくさんありますので、できるだけ多くのパワーセラーをチェックしておきましょう!
ちなみに私もヤフオクではジャンルを絞り、複数アカウントで食品や美容家電に絞ってそれぞれ月収10万円前後、計50万円ほどの収入を稼いでいたことがあります。
取り扱うジャンルを絞る
身の回りの不用品販売を続けていると、出品カテゴリは衣類、CD、書籍、家電などとバラバラになってしまいます。
もちろん副業でもお小遣いを稼ぐレベルや初期資金を作るためであればそれでもかまいません。
ですが、ある程度まとまった収入を目指すのであれば、取り扱うジャンルを絞って出品カテゴリを特化していきましょう。
その方が、そのジャンルの専門家としての権威性が出ますので、落札者にも安心感を与えることができます。
例えば、「カメラがほしい!」と考える人が、あなたの出品物の一覧を見た時に「カメラ」や「カメラ周辺機器」ばかりが並んでいたら「あ、この人はカメラに詳しい人だ」と信頼感を持ちますので、落札率も落札価格も上がる傾向があります。
一方で、「カメラ」は1点しか出品しておらず、その他は「アイドルの写真集」や「いらなくなった古着」などが並んでいては専門性も信頼感も低くなってしまいます。
出品数を増やすべし
パワーセラーの総出品数が常時100点を超えていたりするのは、そのカテゴリの中で「目立つ存在」だからであり、確実に検索にヒットしやすくするためです。
ネットオークションで買い物する人の多くは、無数にある出品物の中から買いたい商品を素早く見つけるために「検索機能」を頻繁に使っています。
その検索結果に自分の商品が多く表示されるだけでもより落札率を高めることができます。
その効果が出始めるのが私の経験上「100点以上」からで、多くのパワーセラーも出品数100点を超えたあたりからコンスタントに売れ始めることを実感する人が多いです。
おすすめのネットオークションツール【落札率、利益、作業効率を向上させるのに重要です】
ネットオークションで副業を始めると、量が多いだけに雑務に時間を割かれることになります。
最後に、それらを手助けしてくれる便利ツールがあるのでいくつかご紹介したいと思います。
オークファン
主要オークションサイトにおける過去の落札相場を確認できる便利なサイトです。
出品したい商品の落札相場が想像つかない場合は、このサイトに型式番号やキーワードを入力して調べてから出品しましょう。
相場からかけ離れた価格を設定してしまった結果安値で買いたたかれたり、高すぎて入札すらされないという事態を未然に防ぐことができます。
おーくりんくす
たくさんの商品をヤフオクで出品する際、出品説明文をきれいにデザインし、同時にテンプレート化して使いまわすことができる便利なフリーツールです。
パソコンにダウンロードしなくても無料で使えます。ヤフオクで本格的に稼ぐためには必須のサイトですね。
取引ナビブラウザ2
ヤフオクの過去の取引履歴や販売価格、落札価格などを一元管理できるフリーソフトです。
大量に取引するようになると個別の取引管理がしにくくなりますので、ヤフオクを使う方には必須ツールとなっています。
また、トラブルが発生した相手や、返金対応が必要になった場合などに個別に「メモ」を残すことができるため、後から取引をふり返ったり、落札者との取引進捗を確認するのにもとても重宝します。
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