ネットで情報を仕入れたり、商品を調べたりするときには、たいてい気になるキーワードを検索エンジンに入力します。
人々が検索エンジンに入力するキーワードを制することが、アフィリエイトの成否を大きく左右するといっても過言ではありません。
今回はキーワードが持つ意味を詳しくまとめてみました。
アフィリエイトでよく言われるキーワードって?
アフィリエイトに取り組み始めると、様々なところで「キーワード」という言葉を目にする機会が増えます。
キーワードとは、ネット読者が検索エンジンに入力するときに用いる単語を意味しています。
例えば、「アフィリエイト 始め方」と入力して検索する場合、「アフィリエイト」と「始め方」の2つの単語がキーワードとなるわけです。
ネット上にはそうしたキーワードがどの程度使われているのかを調べるツールが数多く存在していますが、代表的なものとしては以下の2つ。
キーワードプランナーでは、特定のキーワードを入力すると前月1ヵ月分の検索された回数が表示されます。
ただし、本来PPC広告という広告費をかけて検索表示させるためのツールですので、入金せずに使う場合はかなりざっくりとした数字で表示されます。あくまで目安として把握する程度にしましょう。
ちなみに、私はPPCへの出稿も行っていますので、口座入金をするとこのようにかなり具体的な数字が表示されます。
「アフィリエイト」と入力して検索された回数が、前月だと「90500回」ということがわかりますね。
また、goodkeywordの方は完全無料で使えて、検索数ではなく、どのような検索キーワードが使われているかを調べることができます。
こちらも「アフィリエイト」と入力すると以下のような画面が表示されます。
主に「アフィリエイト」と一緒に検索されているキーワードを調べるときに便利です。
ここで表示されたキーワードをキーワードプランナーへ入力してざっくりと検索回数を確認し、検索ボリュームが多いキーワードをチョイスして記事を作成していくのが「基本」です。
(あくまでも基本です)
キーワードは市場規模の調査にも役立つ【アフィリエイト】
アフィリエイトに取り組む人にとって、検索回数は市場規模を知るために欠かせない重要な要素となります。
よく検索される特定のキーワードというのは、多くの人たちが非常に高い関心を持っていることを表す証拠で、関連する商品を契約したり購入する可能性が高いからです。
アフィリエイトに興味がなければ、わざわざ「アフィリエイト 始め方」などと検索しませんよね。
興味があればアフィリエイトの始め方を知りたい読者から読まれる可能性が高くなります。
検索回数は、そのページを見る可能性がある人の数を示すものでもあるというわけです。
ちなみに、「働き方」というテーマでサイト作成するとして、「アルバイト」と「転職」の検索回数を調べた結果がこちらです。
- アルバイト:110000回
- 転職:246000回
(2019年9月時点)
これらの数字を比較すると、アルバイトをテーマにするよりも、転職に特化したサイトの方が稼ぎやすいかもしれないと判断することができます。
アフィリエイトでキーワードをシビアに選ぶ理由【検索エンジンがアクセスルート】
SNSを始め、ネット読者が自分のサイトにアクセスする方法は様々ですが、アフィリエイトサイトが成長するにつれ最も大きな割合を占めてくるアクセスルートが「検索エンジン」です。
一般的にどういったサイトであっても、8割~9割のネット読者は検索エンジンからの流入と考えて良いでしょう。
そして、アフィリエイトサイトを運営するのでしたら、目先の目標としては検索ページの1ページ目、つまり10位以内に入ることを目指しましょう。
検索上位10位以内に入ることが目標
ネット読者の多くが検索エンジン経由でアクセスしてくるといっても、実際には1ページ目に表示された検索結果しか読まれません。
統計上、2ページ目まで見る人は全体の約6割という結果が出ていますので、1ページ目に表示されるサイトと2ページ目に出るサイトではアクセス数に大きな差が生じるというわけです。
それが3ページ目、4ページ目・・・となると、その差は歴然。
(というか、ほとんどアクセスきませんよ)
だからこそ、検索結果の1ページ目に表示されるということは、アフィリエイターにとって必達すべき命題ともいえます。
そのため、読者からも検索エンジンからも評価される努力が必要ですが、事実、他にも無数のサイトが同じように努力しているということを忘れてはいけません。
読者をくぎ付けにするようなライティングを学び、SEO対策もバッチリで読者から検索されるキーワードを狙った記事を書いたとしても、それ以上の力を持つサイトがあれば負けます。
逆に、自分のサイトの実力がそこまでではなくても、他のサイトがそれ以下であるならば勝つことができます。
つまり、検索上位に表示されるキーワードを選ぶ際、「自分が勝てそうなキーワードで勝負した方が効果的」という発想が大切ですよ。