この記事では、PPCアフィリエイトにおけるキーワード選定の基本的な考え方についてご紹介します。
PPCアフィリエイトで広告出稿し、アクセスを集めるためには、
- 商品名キーワード
- 複合キーワード
の上記2つを極める必要があり、選択するキーワードによって集まるユーザーの購入意欲に違いが出てきます。
それではさっそく、PPCアフィリエイトに欠かせないキーワード選定の方法を見ていきましょう。
PPCアフィリエイトでは「商品名キーワード」が一番成約率が高い
PPCアフィリエイト初心者の場合、手っ取り早く成果を出すためには「商品名キーワード」で取り組むのが圧倒的におすすめです。
商品名キーワードで検索する人⇒購入に最も近いユーザー
つまり、商品名キーワードはPPCアフィリエイターの能力による差が出にくく、売れそうな商品を片っ端から出稿していくことで淡々と成約を上げていくことが可能です。(もちろん商標キーワードでの出稿可能な商品が基本です)
「作業量でカバーできる」という利点こそ、PPCアフィリエイターにとってメリットと言えるわけですね。もちろん売れない商品はクリックすらされない商品もありますが、売れる案件に当たるとじわじわと成果が上がることを体感できるはずです。
商品名で出稿することは、決してPPCアフィリエイトの個人レベルを引き上げることには貢献しませんが、何が売れるのか、どういうキーワードでクリックされるのかの重要な検証になりますので初期の段階では積極的に行うようにしましょう。
ですが、商標キーワードは成果を上げるための最も簡単な方法ですので、ライバルの存在もそれなりに意識する必要があります。場合によっては、「ステルス出稿」といったASPの規約に違反する手法を用いると、せっかくの成果が取り消されたり、提携を解除されるといったリスクも無視できません。
ですが、月に数万円~数十万円の成果を手っ取り早く出せる唯一の手法なので、まずはPPCアフィリエイトで手堅く成果を出したいという方に関してはとことんやりこんでみるのも良い選択です。
関連キーワードで成約できてこそ本物のPPCアフィリエイター
商品名キーワードでのPPC出稿に慣れ、成約を出せるようになってきたら、次に「関連キーワード」での出稿に取り組んでいきましょう。
関連キーワードには以下の3つがあります。
- 関連ビッグキーワード:検索回数が圧倒的に多いキーワード
- 関連キーワード:商品を連想させるキーワード
- ずらしキーワード:商品と直接的に関係のないキーワード
関連キーワードで成約を取るということは、あなたが作成したLPを見て「これなら買ってみたい」と購買意欲を促し、購入や申し込みに至るアクションを起こさせるため達成感が段違いです。
おおげさに言えば、あなたがASPと消費者をつなぐことで「社会貢献」をしているともいえます。
ただし、関連キーワードで成約を取ることは、商標キーワードで成約を得るのに比べて100倍以上難しいです。商標とは異なり、作業すればするほど儲かるというわけではないので、基本的にPPCアフィリエイト初心者がこの方法で短期間で大儲けするというのは困難でしょう。
商品名を使わずにLPへ誘導し、購買行動を起こさせるためには「自分自身で考え、失敗前提で経験を積んでいく」しかありません。ここを乗り越えられれば自分だけの売れるキーワード、LPの構成、CTRを向上させるノウハウが醸成されていきますので、出稿単価が高い商標キーワードよりも圧倒的に安く、多くの成約を得ることができるようになっていきます。
PPCアフィリエイトで広告出稿をする概念【完全一致/フレーズ一致/部分一致】
PPCアフィリエイトでキーワード選定をする際、どういったキーワードで検索エンジンに表示させるかを選ぶことができます。
大きく分けて以下の3通りがあります。
- 完全一致
- フレーズ一致
- 部分一致
完全一致とは
完全一致とは、指定したキーワードで検索したユーザーにのみ広告が表示させる方法です。
予め指定したキーワードでのみPPC広告が表示されますので、余計なアクセスや無駄を一切省き、狙ったワードでのみLPを見せることができるので成約率のコントロールがしやすいのが特徴。
一方、狙った特定のキーワードでしか表示されませんので、大量のアクセスを集めることは一般的に難しいです。
フレーズ一致
フレーズ一致とは、指定したキーワードを含むキーワードでのみ検索結果に表示させる方法です。
つまり、2語や3語など、自分で指定したキーワードを必ず含んだ検索をしたユーザーにのみPPC広告の表示をさせますので、広告表示のコントロールがしやすいのが利点ですね。
一般的にPPCアフィリエイトにおいては最も利用される広告出稿の手法で、フレーズ一致を使いこなせないアフィリエイターはまず稼げません。
部分一致
部分一致とは、指定したキーワードの一部を含んだり、キーワードの関連性があると判断された場合に広告表示されるという方法です。
この場合はフレーズ一致よりも圧倒的に広告表示される機会が増え、大量のアクセスを集めることが可能です。
ただし、思いもよらないようなキーワードでPPC広告が表示されてしまったり、広告の表示範囲をコントロールできないので、除外キーワードをしっかり設定しておかなければ広告費の垂れ流し状態であっという間に赤字になってしまうこともあります。
アクセスを集めるのが簡単な手法ですが、広告費を超短時間で消費するリスクがあるのが最大のデメリットといえるでしょう。
部分一致の使い方としては、商品を販売するためではなく、自分でどんなキーワードに需要があるのかが掴めない場合の検証として活用するのがおすすめです。
【PPCアフィリエイト】キーワード選定の基本まとめ
PPCアフィリエイトでは、集めたいアクセスや集客したい対象ユーザーを絞り込めるように、完全一致、フレーズ一致、部分一致の使い方を必ず押さえておきましょう。
広告費に使えるお金があまりない状態なら、間違いなく完全一致キーワードで出稿するのが最も安全ですが、その分キーワードでユーザーを絞る必要があるので選定の仕方によってはまったくアクセスがないこともありますので注意が必要です。
基本的にPPCアフィリエイトで利用されるのが「フレーズ一致」です。商品名キーワードや商標名キーワードで出稿する場合は、とりあえず「フレーズ一致」+「除外キーワード」をしっかり設定した上で取り組んでいくのがおすすめです。
部分一致は広告表示の範囲のコントロールが非常に難しいため、入金した広告費が一瞬でなくなってしまうこともよくあります。PPCアフィリエイト初心者には広告費の払い損となるリスクが高いので、慣れるまでは部分一致は使わない方が良いでしょう。
PPCアフィリエイトの売れる商品選定の具体的な方法については、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
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